碧螺春
【へきらしゅん】
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碧螺春は、江蘇省の蘇州市にある景勝地、太湖に浮かぶ洞庭山が産地です。とくに東山産が最上とされ、年に一度だけ、春分から穀雨のあたりに摘み取られますが、明前のものがより上質とされます。
清代から続くこの地の茶樹は、周りに悪い植物があってはいけないと、梅、桃、杏などの果樹の間で栽培されます。若い茶葉は丁寧に製茶され、仕上がりは小さな田螺のように捻れ、白毫(白い産毛)が覆っています。
果樹の下で育てられた茶葉は、わずかに花のような清らかな香りがあり、淡く甘い後味が残ります。
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【この辞典の書籍版説明】
「喫茶手帳」作山 若子/日本ティーコンシェルジュ協会 |
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コーヒー,紅茶,中国茶,日本茶,ハーブティーのすべてがわかる手帳。生産地,味,香,炒り方,抽出法,価格の目安などのデータが,マトリクス形式で一覧できる。 |
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