猿島茶
【さしまちゃ】
【喫茶手帳】 日本茶 >
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奥久慈茶、古内茶と並ぶ茨城三大銘茶の一つ、猿島茶は、関東平野のほぼ中央、県南西部の西猿島台地が産地です。周辺は火山灰が堆積した関東ローム層ですから、からっ風が土を吹き上げ、農作物には厳しい環境でしたが、お茶の木を防風垣として植えたことで、お茶の名産地となりました。後には江戸で流行するほどのお茶となり、安政6年(1859年)には海外への輸出が開始され、茶貿易の先駆けにもなりました。
水色はやや濃く、香りは強めです。口に含むと甘さの強い滋味の後に、軽い香ばしさが広がります。
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【この辞典の書籍版説明】
「喫茶手帳」作山 若子/日本ティーコンシェルジュ協会 |
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コーヒー,紅茶,中国茶,日本茶,ハーブティーのすべてがわかる手帳。生産地,味,香,炒り方,抽出法,価格の目安などのデータが,マトリクス形式で一覧できる。 |
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