いわがき
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【すし手帳】 貝 >
マガキと異なり、流通しているイワガキの多くは天然ものだ。産卵期が7月?10月とマガキに比べて遅いため夏痩せせず、グリコーゲン含有量は5月をピークに3月?7月が高い。つまりイワガキは、マガキの旬外れの夏が食べごろ、だから夏がきと呼ばれる。
殻は大きく、成長すれば重さも1㎏を超えるけれど、身は意外に小さい。とはいえこのもっちりした重量感はどうだろう。ぴしっと締まって天然の塩味もさわやかに、鮮烈無比の潮の香りが舌に舞い立つ。海のミルクの名に恥じないクリーミーな味の豊かさ。日本の夏の海の粋を一身に凝縮した一品。
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【この辞典の書籍版説明】
「すし手帳」坂本一男 |
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お寿司屋さんに入る前に,旬のネタ,通のネタを完全予習! 握りの写真,素材の魚についての解説,薀蓄,旬,姿写真,主産地,英語名など,すし通のための完璧なデータがつまった革装手帳。 |
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