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コラム4
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すし手帳お魚雑学 >

坂本先生の「お魚雑学」

魚の旬

「旬はずれ」でもシュンとしないで

魚は同じ種類であっても、時期によって味が異なります。ほとんどの魚ではふつう年1回、最も味がよくなる時期、すなわち旬があります。旬は中古の朝廷で行われた旬儀(旬政)に由来します。ふつう、旬は産卵期の前に当たります。多くの魚介類は産卵期の前に活発に餌をとり、グリコーゲンや脂質とともに遊離アミノ酸などを多く蓄えるからです。しかし実際には、魚の旬は地域・時代・文化などによって異なることがあります。カツオがよい例で、東京では脂ののった秋(戻りがつお)ではなく、春(初がつお)が旬とされます。初がつおももちろんおいしいのですが、これは初物を尊ぶ江戸っ子以来の伝統と考えられています。


東京書籍
「すし手帳」
JLogosID : 14820744


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【辞典内Top3】

きす(酢〆)  すみいか  むつ  

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編集: 坂本一男
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発売日: 2008年8月
ISBN: 978-4487802371