いなだ
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【すし手帳】 白身など >
ひたすら泳いでこその天然の味
日本海に「ブリ起こし」と呼ばれる冬の初めの荒波が立つころから、ブリはしっかり脂がのって、特に厳寒期のそれは「寒ブリ」として珍重される。荒海に鍛えられたつややかな真珠色の身は、端麗な脂をみなぎらせてしっとり甘く、見た目よりずっと歯切れもいい。
一方のいなだ(千葉県勝山産)は、真夏の海をはつらつと泳ぎ回る夏の申し子。うっすら甘い淡紅色の身にひそむわずかな潮の匂いが、いかにも泳ぎ好きの若魚らしくすがすがしい。
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【この辞典の書籍版説明】
「すし手帳」坂本一男 |
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