智に働けば角が立つ情に棹させば流される意地を通せば窮屈だとかくに、人の世は住みにくい
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【名言名句の辞典】 3人間 > ともに生きる
【名言名句】
智に働けば角が立
つ情に棹させば流される意地を通せば窮屈だとかくに、人の世は住みにくい
【解説】
『草枕』冒頭に出てくる名句。人づきあいの難しさを説いたもの。世間の人とつきあうときには、頭のいいところが見えすぎると嫌われる。あまりにも情が深いとそれに流されてしまう。また自分の意見を強く押し出すと、衝突することも多く世間を狭くする。人づきあいというのは、智と情と意地のバランスを上手にとらなければならず、なかなか困難なことだ、というのである。
【作者】夏目漱石
【生没年】1867~1916
【職業】作家
【出典】『草枕』
【参考】『草枕』は、青年画家を主人公に非人情の世界を描いた漱石初期の代表作。
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「名言名句の辞典」現代言語研究会 |
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