老齢を堪え難くするものは精神、肉体の働きが衰えていくことではない思い出の重荷である
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【名言名句の辞典】 1人生 > 老いとともに生きる
【名言名句】
老齢を堪え難くす
るものは精神、肉体の働きが衰えていくことではない思い出の重荷である
【解説】
機知、風刺に富んだ作品で多くの読者をもつモームの言葉は、いささか虚無的ではあるが、人間性の一面を鋭く指摘している。
いままで過ごしてきた日々、さまざまな経験が、苦い悔恨となって、思い出が重荷とならないような老年を送ることができるだろうか。
モームは九十一歳という長寿に恵まれた。彼がどんな思い出の重荷にさいなまれたのは知るよしもないが、第一次世界大戦の際には諜報部員としてロシア革命阻止のために活動したこともあるモームのこと、重い思い出も多くもっていたのだろう。
【作者】サマセット・モーム
【生没年】1874~1965
【職業】イギリスの作家
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【この辞典の書籍版説明】
「名言名句の辞典」現代言語研究会 |
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