人生は芝居の如し
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【名言名句の辞典】 1人生 > 人生を切りひらく
【名言名句】
人生は芝居の如し
【解説】
この言葉のあとに次のように続いている。「上手な役者が乞食になることもあれば、大根役者が殿様になることもある。とかく、あまり人生を重く見ず、捨て身になって何事も一心になすべし」。
人生を芝居にたとえた名言は多いが、この言葉には独立自尊を説いた福沢諭吉らしい人生観が表れている。
人生という舞台では、才能も実力もある人が金や地位に恵まれないこともあり、なんの実力もない人間が、金持ちになり社会的に高い地位につくこともある。人生とはそのようにままならぬものだけれど、実力を認められないからと気を落とさずに、とにかく一生懸命に生きるべきだ。一生懸命に頑張っていれば、きっとそのうちにいいこともある、ついていないといって投げやりになるな、と説いている。
明治維新を体験した彼は英雄も見ただろうが、つまらない人物が新しい体制への転換のなかでちゃっかりと自分の地位を確保するのも見たことだろう。
【作者】福沢諭吉
【生没年】1834~1901
【職業】思想家
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【この辞典の書籍版説明】
「名言名句の辞典」現代言語研究会 |
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