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エープリル・フール
【えーぷりる・ふーる】

暦の雑学事典5章 季語と年中行事の雑学 > 卯月

 四月一日を西洋では万愚節といい、軽いウソをついて人をだますことが許され、だまされた人をエープリル・フールという。
 古来、西洋では春分祭(四月一日はその最終日)を一年の区切りとしていた。一六世紀にフランスで改暦があったとき、一月一日が年初とされたが、改暦の布告が末端まで届かず混乱した。また改暦を快く思わぬ人々が、四月一日に旧来どおりの新年を祝う悪ふざけをしたという。これがエープリル・フール始まりで、のちにヨーロッパ諸国に広まったと伝えられる。中国や日本における新暦の正月と旧正月の関係に似ている。明治の改暦においても、明治政府の近代化政策に反対する士族などによる暴動が各地で起こった。


日本実業出版社
「暦の雑学事典」
JLogosID : 14820744


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【辞典内Top3】

自然暦  年月日の基準  神無月  

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【この辞典の書籍版説明】

「暦の雑学事典」吉岡 安之

-知っているとちょっと楽しい知識を満載!ミレニアムの意外な秘密がわかる。暦の歴史をたどり、ルーツを探る。いまに生きる旧暦の数々がわかる。さまざまな時計の歴史と科学を紹介。身近な暦の話題から歳時記まで暦の蘊蓄が盛りだくさん。

出版社: 暦の雑学事典[link]
編集: 吉岡 安之
価格:1404
収録数: 198221
サイズ: 18x13x1.8cm
発売日: 1999年12月
ISBN: 978-4534030214