予祝
【よしゅ】
【暦の雑学事典】 5章 季語と年中行事の雑学 > 睦月
五穀豊饒などを祈願して、小正月に行なわれる民俗行事の総称。占い的要素をもつ前祝いであることから予祝という。主な予祝として次のようなものがある。
・鳥追い
田畑の害鳥を追い払うという意味で、子供たちがササラや棒を打ちつつ家々を回る。
・餅花・繭玉
木の枝に餅や団子を鈴なりにつけて豊作を祈る。養蚕農家は繭玉と呼んだ。
・成り木責め
実のなる木に、「ならぬか、ならぬか」などと詰問して豊作を約束させる。
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【この辞典の書籍版説明】
「暦の雑学事典」吉岡 安之 |
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