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ゆふいん
【ゆふいん】

雑学大全2地理 > 場所

九州にある有名な温泉地といえば、すぐに思い浮かぶゆふいん」。さて、あなたはどちらの漢字を思い浮かべるだろうか。「湯布院」か「由布院」か。いったいどちら正しいだろうか。まずは観光ルートガイドを検証してみよう。「大分県に行くと由布市湯布院町がある。その東方には由布岳という美しい山がそびえており、そこには由布院温泉がある。交通手段は、電車に乗って由布院温泉を訪れる場合には、久大本線の由布院駅を使い、車ならば大分自動車道の湯布院インターチェンジを下りてください」。なんと紛らわしいだろう。だが、この表記はどれも誤植ではない。実際に、その場所によって表記の仕方がバラバラなのであるどちらでもいいのではなくて、その場所によって決まっている。湯布院インターチェンジが由布院インターチェンジとなったら間違いだし、由布院温泉が湯布院温泉になったら間違いなのであるどうしてこんなにややこしいことになったかというと、一九五五(昭和三〇)年、「由布院町」と「湯平村」が合併したとき、町の名称を両町村を合わせて「湯布院町」という新しい呼び名にしたのが発端だ。もともとの由布院町の「由布院」と新しい町の名前「湯布院」の読みがまったく同じなので、すっかり入り混じってしまったというわけだ。現在はさらに町村合併で「由布市」となっている。もともとの「ゆふいん」の地名は、「木綿(ゆふ)の里」が由来だそうだ。この辺は楮が多生していて、古くからその皮から木綿をつくっていたのだという。という。


東京書籍
「雑学大全2」
JLogosID : 14820744


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「雑学大全2」東京雑学研究会

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出版社: 雑学大全2[link]
編集: 東京雑学研究会
価格:2160
収録数: 1000728
サイズ: 25.6x18.4x3.6cm
発売日: 2004年8月
ISBN: 978-4487801305