ホットドッグ
【ほっとどっぐ】
【雑学大全2】 生活 > 食べ物
子どもたちが大好きなホットドッグ。もともとアメリカ発の食べ物だが、もはや世界的な食べ物である。ただ、その名前に関して考えると、素朴な疑問を持ってしまう。まさか「はじめはイヌの肉からつくった」などということはないだろうが……。「熱い犬」という名前の由来には諸説ある。いちばん有名なのは、タッドという漫画家がソーセージにシッポと頭と足を付けて描き、これがダックスフンドに似ていたので、「熱いソーセージ犬」とでもいうような意味で「ホットドッグ」と名づけられたという説だ。ほかの説では、ドイツで売られていたダックスフンドの体に似せた「ダックスフンド・ソーセージ」が、アメリカに輸入されて、温めてパンにはさまれて売られたときに、その名がついたというものもある。ニューヨークの新聞で漫画にするときに、ダックスフンドのスペルが長くて綴りにくいので、「ホットドッグ」に変えてしまったという。さらに、発売当初、斬新な細長いフォルムやソーセージに驚いた男が、「何だこれは! 犬の肉か何かを熱くしただけなんじゃないのか?」とこき下ろしたことを、そのサンドイッチ屋が逆手にとって「ホットドッグ」と名づけたというものもある。いろいろ説があるということは、それだけアメリカ文化に浸透している食べ物であるということだ。イヌの肉を使っていないことだけは確かである。
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【この辞典の書籍版説明】
「雑学大全2」東京雑学研究会 |
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浜の真砂は尽きるとも,世に雑学の種は尽きまじ。新たな1000項目で帰ってきた,知的好奇心をそそる雑学の集大成第2弾。 |
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