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浜っ子
【はまっこ】

雑学大全2そーだったんだ! > 由来

見知らぬ土地とつながる港町というのは、言葉だけでもエキゾチックだ。日本が鎖国を解いて開国したとき、一気に新しい欧米の文化が流入した横浜、神戸、函館などの港町に、人々はどんな思いを抱いたのだろうか。そんなエキゾティシズムは現在の港町にも色濃く残っている。洋風建築が並ぶ街の景観、外国人と行き交うことも日常で、日本と外国の文化が混在していることに違和感は覚えない。文明開化の風を最も強烈に、一気に受けた港町の人々の気質は、日本人にしては自由で進歩的、開放的といえるものに変わっていった。「江戸っ子は三代、横浜は三日住めばハマっ子」という言葉が生まれたのもそのためだ。さて、ヨコハマ生まれでヨコハマ育ちのハマっ子の見わけ方の一つに、語尾に「?じゃん」をつける口癖というのがある。ところがこれは、横浜特有のものではなく、駿東から三河地方にかけて使われる方言でもある。東京が首都になって、近隣に人口流入がはじまったとき、横浜に移住した静岡の人たちが使って定着した可能性はある。短期間に外国人を共同生活者として受け入れられた浜っ子は、方言だって快く受け入れたに違いないからだ。


東京書籍
「雑学大全2」
JLogosID : 14820744


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【辞典内Top3】

火元責任者  手のひらを太陽に  巨人軍  

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【この辞典の個別アプリ】

雑学大全2

浜の真砂は尽きるとも,世に雑学の種は尽きまじ。新たな1000項目で帰ってきた,知的好奇心をそそる雑学の集大成第2弾アプリ。

【この辞典の書籍版説明】

「雑学大全2」東京雑学研究会

浜の真砂は尽きるとも,世に雑学の種は尽きまじ。新たな1000項目で帰ってきた,知的好奇心をそそる雑学の集大成第2弾。

出版社: 雑学大全2[link]
編集: 東京雑学研究会
価格:2160
収録数: 1000728
サイズ: 25.6x18.4x3.6cm
発売日: 2004年8月
ISBN: 978-4487801305