初詣
【はつもうで】
【雑学大全2】 学校じゃ教えてくれない?! > 暦
正月三が日となれば、明治神宮や川崎大師などの混雑する様子がニュースとなって全国に放映される。「今年の初詣は、○○万人の人出があり……」などと報道されるが、初詣客の人数は、いったい誰が数えているのだろうか。実は、警察官が目測で人数を数えているというのだ。大きな神社仏閣には、正月の間、常に警察官が交通整理や安全のために出張している。そのときに、おおまかな人数も測定しているのである。調べる方法はというと、一平方メートルあたりに人間が何人いるかということを数える。自由に動けるなら三人、窮屈になってくると六人、ぎゅうぎゅう詰めの状態なら一〇人というのがおおよその目安という。いわば、経験値に基づくデータに境内の広さや時間などをかけて、初詣客の人数をはじき出しているのだ。あまりにも昔ながらのアバウトな方法といえなくもない。ちなみに二〇〇七(平成一九)年一月一五日、警察発表のデータの上位では、正月三が日の神社仏閣への人出では、一位が明治神宮(東京都)で三一一万人、二位が成田山新勝寺(千葉県)で二九〇万人、三位が川崎大師(神奈川県)で二八七万人、四位が伏見稲荷大社(京都府)で二七〇万人、五位が熱田神宮(愛知県)で二三五万人となっている。東京ディズニーランドが三四・五万人であることを考えると、その数の多さがわかるというものだ。
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【この辞典の書籍版説明】
「雑学大全2」東京雑学研究会 |
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浜の真砂は尽きるとも,世に雑学の種は尽きまじ。新たな1000項目で帰ってきた,知的好奇心をそそる雑学の集大成第2弾。 |
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