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のどごし
【のどごし】

雑学大全2ヒトの不思議 > 人体

ビールの宣伝文句でよく耳にするのどごし」。のどごしがどういうものかは経験からわかっていても、いざ言葉で説明しようとすると難しい。あえて説明するとすれば、のどごしとは、食べ物飲み物がのどを通っていくときの感覚のことだ。ところが、その感覚を説明するのがやはり難しい。それもそのはずで、その感覚は非常に複雑なものなのだそうだ。触覚、味覚など、人には様々な感覚があるが、なかでも炭酸が与える感覚は、のどごしに強い影響をおよぼす。というのも、ビールや炭酸飲料などの炭酸で強く刺激される、のどにしかない神経があるのだという。その神経が刺激され、脳に信号が送られることで、のどごしの感覚を味わうことができるという。この感覚は、渇きが癒されることによる清涼感や爽快感といった快感でもあるそうで、暑い夏に炭酸の効いた冷えたビールがおいしく感じられるのも納得できる。ビールの宣伝文句で、のどごし同じくらい多用される言葉に「キレ」がある。これも説明のしにくい言葉だが、後味があまり残らずすっきりとした味わいのものほどキレがあると表現されることが多いようだビールの場合は炭酸の刺激感、つまり、のどごしを含めてキレととらえる人もいるという。このキレを考える場合、甘口よりも辛口のもののほうがキレがいいということになるだろう。もともとは日本酒で使われていた表現で、糖度が高く味の濃いものを甘口、糖度が低くすっきりとした味わいものを辛口と呼ぶ。ビールでも、このイメージがそのまま使われ、すっきりと飲みやすいキレのあるビールが辛口ビールとされている。


東京書籍
「雑学大全2」
JLogosID : 14820744


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編集: 東京雑学研究会
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発売日: 2004年8月
ISBN: 978-4487801305