虹①
【にじ】
【雑学大全2】 自然 > 天候
東京では、あまり虹を見る機会がない。いったい、どれくらいの確率で虹は出ているのだろう。かなり古いデータだが、東京の場合は、昭和四〇年代の一〇年間に、一九回見られたというデータがある。このデータに基づく計算では一年に二回である。確かに少ないチャンスである。東京にいて虹を見られたら、それぐらいの確率のものに出会えたと喜んでいいかもしれない。もちろん、気候によって虹の見えやすいところもあって、一九八八(昭和六三)年に沖縄では七カ月間に一五回も観測できたという記録がある。一年に直すと二五・七回である。一カ月に二回以上もチャンスのある計算だ。やはり自然も豊かで空も澄んでいて、熱帯性の雨が多い場所は虹が見えやすい場所のようだ。ちなみに、虹の色の数え方も世界で多少違っているようで、日本では外側から赤、橙、黄、緑、青、藍、紫の七色だが、アフリカは二、三色、メキシコやドイツでは五色、アメリカは六色などまちまちである。
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【この辞典の書籍版説明】
「雑学大全2」東京雑学研究会 |
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浜の真砂は尽きるとも,世に雑学の種は尽きまじ。新たな1000項目で帰ってきた,知的好奇心をそそる雑学の集大成第2弾。 |
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