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黒幕
【くろまく】

雑学大全2生活 > コトバ

刑事もののドラマなどで「黒幕」といえば、決して自分は表には出ずに、かげで悪いやつらを操って、はかりごとをめぐらす悪の親玉。だが、もともとは歌舞伎の用語で、舞台装置の入れ替えで暗転させるときに黒幕を使ったり、舞台の人物を消すために黒幕をたらしたりすることに由来しているという。黒幕は、舞台に重要な装置であるとともに、場面転換などでも大事な場面を操ることから、「裏で重要なことを画策する」ことの意味に使われるようになり、実際に比喩として使われるようになったのは、どうやら近代に入ってからのようである。同じように歌舞伎や演劇用語から由来している言葉はたくさんある。芝居のはじまりや舞台のはじまりをあらわすとき、何かのはじまりのときに使う「幕開け」「幕を切って落とす」、何かが終わるときに使う「幕切れ」、幕を引かないでずっと芝居を続けることから「のべつ幕なし」などだ。


東京書籍
「雑学大全2」
JLogosID : 14820744


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雑学大全2

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【この辞典の書籍版説明】

「雑学大全2」東京雑学研究会

浜の真砂は尽きるとも,世に雑学の種は尽きまじ。新たな1000項目で帰ってきた,知的好奇心をそそる雑学の集大成第2弾。

出版社: 雑学大全2[link]
編集: 東京雑学研究会
価格:2160
収録数: 1000728
サイズ: 25.6x18.4x3.6cm
発売日: 2004年8月
ISBN: 978-4487801305