ザ・リッツ・カールトン京都
【ざりつかるとんきょうと】
【時事用語のABC】 社会 > 商業施設
2014/2/7(金)、京都市中央区に外資系高級ホテル「ザ・リッツ・カールトン京都」が開業する。ザ・リッツ・カールトンは世界有数のホテルチェーン、マリオットホテルグループ傘下の最高級ホテルブランド。サービス信条を書いた小さなカード「クレド」をスタッフが携行することでも知られる。国内では、1997年開業の大阪を皮切りに東京、沖縄に展開しており、京都で四ヶ所目。鴨川ほとりの敷地で2011年まで営業していた「ホテルフジタ京都」の跡地に建設された。最寄駅は市営地下鉄「京都市役所前駅」。京都の景観規制もあって地上5階地下2階と、大阪や東京のリッツと較べると規模はやや小ぶり。客室数134室、敷地面積約1800坪、延べ床面積約7500坪。客室の平均面積は約50平方メートルを確保しており、1泊6万5000円から。半数の部屋で鴨川や東山を見渡すことができる。なお最大のスイートルームは212平方メートルで1泊100万円以上。特に「TSUKIMI」と名づけられた客室は月見台を備えており、鴨川や左大文字を見ることができる。庭園、西陣織の壁や七宝の文様をあしらった扉、源氏物語をテーマにした80人のアーティストによる394点のアート作品など、随所に和のテイストを活かしたつくりになっている。レストランはイタリア料理「ラ・ロカンダ」、日本料理「水暉」が入っている。両店ともフランスのパティスリー「ピエール・エルメ」のスイーツが出るほか、「ラ・ロカンダ」の中央には、明治期の実業家、藤田伝三郎男爵(藤田財閥)の京都別邸「夷川邸」を移築した書院造りの座敷が設けられている。地下2階にはスパや室内プールも。
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