ふたご座流星群
【ふたござりゅうせいぐん】
【時事用語のABC】 地理・自然 > 宇宙・天体
3大流星群のひとつで、毎年12月5日~12月20日頃、極大の12月14日頃を中心にみられる流星群のこと。のこり2つは1月の「しぶんぎ座流星群」と8月の「ペルセウス座流星群」。毎年安定して多くの流星がみられ、3大流星群の中でも最大の規模となる。空気が澄み、月明かりが無いなど条件が揃うと、1時間に100個以上の流星を見ることができる場合もある。ふたご座は夕暮れから夜明けまで見えているため常時見られる可能性があり、深夜2時頃が天頂方向となる。
地球から見てふたご座付近を放射点として観測されることから「ふたご座流星群」と呼ばれる。方向がふたご座というだけで、実際のふたご座の星が彗星として観測されるものではない。
母天体(流星物質を放出している天体)は、フェートンという天体で、ガスやチリなどの流星物質を放出し尽くしたもので、もう彗星ではない。同天体が以前に放出したチリにより流星群が見られている。
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