筑紫もち[五十二萬石如水庵]
【つくしもち】
【全国五つ星の手土産】 九州・沖縄 > 福岡県
創業者は農業を営むかたわら菓子作りを始めた。水飴、飴菓子、落雁、焼き菓子、松風などを作って、神社仏閣の御供物調進所としても代を重ねてきた老舗。当代の五代前の松永庄平までは「榮松堂」を名乗り、現当主の母・森フミヱの代から今の屋号になった。そして、代表銘菓・筑紫もちを作り上げたのが、現当主の森恍次郎さんである。
先代が急逝し、老舗を継ぐ苦悩の中で、幼い頃に食べた祖母の手作りの黄な粉餅をイメージして製品化したものだという。構想から完成まで実に5年。材料にも徹底的にこだわり、きめ細かい上質な黄な粉と「ネバリがあるけど歯切れがいい」餅の組み合わせを実現した。さっぱりとした甘さと、とろけるような味わいが持ち味だ。ほかにも伝統菓子は多彩。ブッセケーキの幸の風ふくおか、いちご大福、ぶどう大福など、工夫を凝らした新銘菓も発売している。
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【この辞典の書籍版説明】
「5つ星の手土産」岸 朝子/選 |
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料理記者歴50年の岸朝子が全国津々浦々の土産銘菓を,伝統,味,地元定着度,地元推奨度,全国的知名度などの観点から厳選して紹介する,まさに日本国民必携の永久保存版手みやげ大全。 |
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出版社:
全国五つ星の手土産[link] |