和三盆羽根さぬき[三谷製糖羽根さぬき本舗]
【わさんぼんはねさぬき】
【全国五つ星の手土産】 四国 > 香川県
江戸時代、高松藩の藩命を受けて砂糖作りに苦労していた向山周慶は、ある日病で倒れていた関良助を助けた。恩義を感じた関は、故郷の奄美大島から死罪覚悟で国外不出の砂糖きびの苗を持ち帰り、周慶は苦心の末に和三盆の原型を完成させた。
文化元年(1804)創業の三谷製糖は、その周慶から伝授された製法を頑なに守り続けてきた老舗中の老舗。当主の三谷昌司さんは八代目となる。江戸時代半ばには5軒が和三盆の作り方を秘伝として伝授されたそうだが、今では製法を伝えているのは同店だけだ。
和三盆は、くせがなく結晶がやわらかく、他の砂糖にはない独特の旨みがある。口に入れれば心がホッと安らぐ。丸い形を羽根のような薄紙で包んだ羽根さぬきのほか、春夏秋冬の植物をかたどった四季の華、抹茶をまぶした茶毬など、見た目も美しい数々が揃っている。
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【この辞典の書籍版説明】
「5つ星の手土産」岸 朝子/選 |
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料理記者歴50年の岸朝子が全国津々浦々の土産銘菓を,伝統,味,地元定着度,地元推奨度,全国的知名度などの観点から厳選して紹介する,まさに日本国民必携の永久保存版手みやげ大全。 |
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