亀の甲煎餅[江戸金]
【かめのこうせんべい】
【全国五つ星の手土産】 中国 > 山口県
江戸麹町で生まれ、長崎でオランダなどの洋菓子の作り方を学んだ増田多左衛門が、文久2年(1862)に関門海峡沿いの固屋の浜で創業。幼名が金次郎であったことから「江戸から来た金さん」と親しまれ、屋号を江戸金としたという。
亀の甲煎餅は、その初代が作り出した一品。精白糖と鶏卵、小麦粉、それに白ゴマとケシの実を合わせた生地を香ばしく焼き上げるという製法は洋菓子風。名は、下関の氏神である亀山八幡宮と、亀は万年の縁起にちなんだものだ。口にすると、歯ごたえはぱりっとしているが、噛みしめるとやわらかく溶けていく。昔懐かしい缶入りパッケージも最近復活し、話題を集めているそうだ。このほか、下関名物フグの形をしたサブレふくの宿、厳選された小豆の風味が生きたひと口サイズのふく笛最中もみやげに人気の商品。
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【この辞典の書籍版説明】
「5つ星の手土産」岸 朝子/選 |
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料理記者歴50年の岸朝子が全国津々浦々の土産銘菓を,伝統,味,地元定着度,地元推奨度,全国的知名度などの観点から厳選して紹介する,まさに日本国民必携の永久保存版手みやげ大全。 |
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