雪舟もなか[平川雪舟庵]
【せっしゅうもなか】
【全国五つ星の手土産】 中国 > 岡山県
平川雪舟庵は明治初年(1868頃)、総社に創業。この地には、水墨画で有名な画聖・雪舟の逸話の残る宝福寺がある。幼い頃から絵が好きだった雪舟は、修行先のこの寺でも絵ばかり描いており、和尚に叱られて柱に縛り付けられてしまう。雪舟は床に落ちた涙を使い、足の親指でねずみの絵を描き、その絵の素晴らしさに和尚は絵を描くことを許したという話だ。
雪舟もなかは、この逸話にちなんで作られた。北海道産の上質な小豆を炊いたつぶ餡を、一枚一枚手焼きした可愛らしいねずみの形をした香ばしい皮で包む。ぱりっとした皮と小豆餡の相性の良さが抜群で、素材の旨さが引き立っている。
このほか、名勝豪渓の天柱山をイメージした、岡山県産の柚子を自家炊きして練り上げた餅菓子の福味天柱、こし餡入り焼き饅頭の備中国府まんじゅうなど、地元ゆかりの銘菓が揃う。
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【この辞典の書籍版説明】
「5つ星の手土産」岸 朝子/選 |
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料理記者歴50年の岸朝子が全国津々浦々の土産銘菓を,伝統,味,地元定着度,地元推奨度,全国的知名度などの観点から厳選して紹介する,まさに日本国民必携の永久保存版手みやげ大全。 |
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全国五つ星の手土産[link] |