二十世紀[亀甲や]
【にじっせいき】
【全国五つ星の手土産】 中国 > 鳥取県
亀甲やは明治元年(1868)創業で、鳥取一の老舗菓子店として知られる。店名は、祖先が寛永年間に国替えで鳥取藩主となった池田光仲に従い、岡山の亀の甲から移ってきたことに由来する。創業以来の代表商品は亀甲もなかだが、より有名なのが、鳥取名産の二十世紀梨の薄切りを模した飴菓子・二十世紀だ。大正11年(1922)に創製されたもので、梨色の薄く透けるような瑞々しい肌の真ん中に、芯に似せて5つの種の跡がつけられている。原材料は水飴と寒天と砂糖。誕生以来、秘伝の製法を守り続けているが、独特な食感から、寒天菓子とも飴菓子とも、またゼリー菓子とも呼ばれる。季節にかかわりなく梨の風情が楽しめるとあって、観光みやげにも好評だ。
本物の二十世紀梨の風味を味わうなら、二十世紀生ゼリーを。こちらは新鮮な果実を使った果物菓子。生とはまた違った味わいが楽しめる。
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【この辞典の書籍版説明】
「5つ星の手土産」岸 朝子/選 |
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料理記者歴50年の岸朝子が全国津々浦々の土産銘菓を,伝統,味,地元定着度,地元推奨度,全国的知名度などの観点から厳選して紹介する,まさに日本国民必携の永久保存版手みやげ大全。 |
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全国五つ星の手土産[link] |