きみごろも[松月堂]
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【全国五つ星の手土産】 近畿 > 奈良県
三代目の堀井義之さんが伝統を守る、創業90年余の和菓子の老舗。初代が創り出した銘菓きみごろもは、当時としては他に類のないハイカラなお菓子として注目を集めた。以来、一子相伝で代々受け継がれ今日に至っている。
大宇陀地鶏の新鮮な卵を主原料に使用。黄身と白身を分け、丁寧に卵白を泡立てる。それに砂糖と蜂蜜、寒天を加えて型に入れて固め、サイコロ状に切って卵黄で衣をまぶしてから焼き色をつける。
ひと口食べると、卵の風味が香ばしく、ふんわりとしたメレンゲが口の中ですっと溶ける。蜂蜜のほどよい甘さもぴったりで、後口もじつにいい。すべては手作業で気温や湿度に左右されるため、一日に作れる量は限られており、常に売り切れ御免の状態とか。このほか、吉野葛を使用した奈良名物・葛の華も、栄養価の高い手みやげとして人気がある。
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【この辞典の書籍版説明】
「5つ星の手土産」岸 朝子/選 |
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料理記者歴50年の岸朝子が全国津々浦々の土産銘菓を,伝統,味,地元定着度,地元推奨度,全国的知名度などの観点から厳選して紹介する,まさに日本国民必携の永久保存版手みやげ大全。 |
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出版社:
全国五つ星の手土産[link] |