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祇園ちご餅[三條若狭屋]
【ぎおんちごもち】

全国五つ星の手土産近畿 > 京都府

八坂神社・祇園祭の稚児行列が行われる日に、門前の茶屋で稚児が振舞った味噌だれをつけたちご餅は、厄を除け福をもたらすとされて洛中の評判になったという。時を経ていつしか忘れられていたこの縁起餅を復活させたのが、明治26年(1893)創業の三條若狭屋だ。大正初期に二代目主人如泉が、創意工夫を加えて祇園ちご餅として売り出した。以来、その由来と稚児を思わせる可愛い形、上品な味が好まれ、名菓として人気を保ち続けてきた。
甘く炊いた白味噌を求肥で包み、表面に氷餅の粉をまぶして竹串に刺した細長い餅で、1包み3本入り。やわらかく弾力のある求肥、甘みが印象に残る白味噌餡が後を引く一品だ。竹皮風の紙で包み、三色の短冊を飾った包装は、如泉が好んだ狂言の衣装をモチーフにしたという。ほかにも如泉の名を冠した麩焼き煎餅はじめ、品のいい京菓子が多彩に揃う。


東京書籍
「全国五つ星の手土産」
JLogosID : 14820744


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全国五つ星の手土産

岸朝子監修。全国の土産銘菓を、伝統・味・地元定着度・地元推奨度・全国的知名度などの観点から厳選して368品を紹介。

【この辞典の書籍版説明】

「5つ星の手土産」岸 朝子/選

料理記者歴50年の岸朝子が全国津々浦々の土産銘菓を,伝統,味,地元定着度,地元推奨度,全国的知名度などの観点から厳選して紹介する,まさに日本国民必携の永久保存版手みやげ大全。

出版社: 全国五つ星の手土産[link]
編集: 岸 朝子/選
価格:3024
収録数: 368選832
サイズ: 19.6×12.4×4cm
発売日: 2008年8月
ISBN: 978-4487801350