あわ雪[備前屋]
【あわゆき】
【全国五つ星の手土産】 東海 > 愛知県
天明2年(1782)に初代藤右衛門が創業し、寛政12年(1800)に発売した「きさらぎ」で名を高めた、岡崎きっての老舗菓子店。明治初頭には宿場町・岡崎の名物茶屋でかつて売られていた「あわ雪豆腐(あんかけ豆腐)」を偲んで、三代目藤右衛門が創製したあわ雪が人気を博し、以後、備前屋の代表銘菓となった。新鮮な卵白を主原料に砂糖を加えて泡立て寒天で冷やし固めた、まさに淡雪を思わせる上品な和菓子。やわらかいのに弾力があり、口の中にいつまでもほのかな甘さが漂うあと味の良さも魅力だ。純白のほか、茶山や桃花などさまざまな味が楽しめるのも人気の一因。新製品のあわ雪豆腐は有機大豆の豆乳を原料とし、より本来の茶店の豆腐に近づいた味わいが好評。
このほか、江戸期に東海道の旅人が用いた朱印状にちなむ駒牽朱印をはじめ、老舗ならではの手間ひまかけた和菓子は多彩だ。
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【この辞典の書籍版説明】
「5つ星の手土産」岸 朝子/選 |
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料理記者歴50年の岸朝子が全国津々浦々の土産銘菓を,伝統,味,地元定着度,地元推奨度,全国的知名度などの観点から厳選して紹介する,まさに日本国民必携の永久保存版手みやげ大全。 |
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