ゆかり[坂角総本舖本店]
【】
【全国五つ星の手土産】 東海 > 愛知県
江戸時代後期、尾張藩主・徳川光友が、知多半島基部の海辺近くに別邸を造営した際、漁師たちが「えびはんぺい」と呼ぶ煎餅を献上。魚のすり身に山芋と澱粉、生エビを混ぜ、蒸してあぶり焼いたもので、藩主は「極上の美味である」と絶賛。その後天日で干した生煎餅へと変わるが、この伝統の煎餅の製法を受け継ぎ、さらに進化させてエビ煎餅・ゆかりを作り上げたのが、明治22年(1889)に坂角次郎が創業した坂角総本舖だ。
ゆかりは、伊勢湾産などの新鮮なエビを使い、丹念に焼いて仕上げる。匂い立つエビの香ばしさと、ぱりっとした歯ざわりはまさに海老煎餅の傑作だ。ほかにも、獲れたてのエビを素材にした揚げ煎餅のさくさく日記、ひと口サイズの姫ゆかり、のり、黒ごまなど海山の幸を使った8種類の小ぶりの煎餅をセットにした八樂など、味に優れた商品が揃う。
data-ad-slot値が不明なので広告を表示できません。
【辞典内Top3】
【関連コンテンツ】
広告を表示できません。
【この辞典の書籍版説明】
「5つ星の手土産」岸 朝子/選 |
|
料理記者歴50年の岸朝子が全国津々浦々の土産銘菓を,伝統,味,地元定着度,地元推奨度,全国的知名度などの観点から厳選して紹介する,まさに日本国民必携の永久保存版手みやげ大全。 |
|
出版社:
全国五つ星の手土産[link] |