をちこち[両口屋是清]
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【全国五つ星の手土産】 東海 > 愛知県
両口屋是清の暖簾は、主だった都市の百貨店の多くで見ることができるが、本店は名古屋。創業は寛永11年(1634)。尾張藩二代藩主徳川光友公から「御菓子所両口屋是清」の表看板をいただいて確固たる地位を築き、茶会が盛んだった当地にあって伝統を守りつつ、新たな技術を磨いてきた老舗中の老舗である。昭和になって名高い銘菓を次々に創製。全国に知られる名店となった。
中でも丹波大納言小豆の風味豊かな棹物であるをちこちは、その代表銘菓だ。餡村雨と重ねた絶妙のハーモニーに、素朴な趣ながら独特の品格を感じさせる。をちこちとは古語で“遠い近い”を意味し、尾張平野の彼方に望む遠い山並みをイメージした命名という。和三盆を使った紅白の雅な干菓子・二人静、ふわりとやわらかなどら焼の千なりなどもよく知られている。
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【この辞典の書籍版説明】
「5つ星の手土産」岸 朝子/選 |
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料理記者歴50年の岸朝子が全国津々浦々の土産銘菓を,伝統,味,地元定着度,地元推奨度,全国的知名度などの観点から厳選して紹介する,まさに日本国民必携の永久保存版手みやげ大全。 |
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出版社:
全国五つ星の手土産[link] |