丁葛[桂花園]
【ちょうくず】
【全国五つ星の手土産】 東海 > 静岡県
創業140余年を誇る掛川の老舗・桂花園が初代から作り続けている丁葛は、掛川名物として名高い。丁葛とは、良質な本葛を主原料とした葛湯のこと。かつて同市仁藤町では、葛粉を豆腐のように四角く固め、軒につるして干していた。これが丁葛の名の由来であり、同店の登録商標となっている。シンプルなくずゆのほか、バラエティに富んだ姉妹品を作り出しているのがこの店の人気のゆえん。葛汁粉、くず茶、しょうが葛湯、ゆず葛湯、ココア葛湯、純金葛湯、すっぽん葛湯など8種類もあるのだ。熱湯を注いで賞味するが、消化が良く栄養価も高いうえ、夏は濃いめに作り冷やして食べてもよいことから、一年を通して客足が絶えることがない。
このほか、黄金色に輝く本柚子餡をたっぷり詰めたひと口サイズの柚子小最中、1本ずつ型に入れて焼き上げる一本焼きの、素朴な昔かすていらも人気商品だ。
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【この辞典の書籍版説明】
「5つ星の手土産」岸 朝子/選 |
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料理記者歴50年の岸朝子が全国津々浦々の土産銘菓を,伝統,味,地元定着度,地元推奨度,全国的知名度などの観点から厳選して紹介する,まさに日本国民必携の永久保存版手みやげ大全。 |
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