大名きんつば[信州飯田いとうや]
【だいみょうきんつば】
【全国五つ星の手土産】 北陸・甲信越 > 長野県
“丘の街の菓子処”と称する信州飯田いとうやは「創業以来、飯田の町と共に歩んできました」と語るように、土地に根ざした和菓子店。南信州の小京都ともいわれる落ち着いた町にあって、それにふさわしい端正な菓子作りを続けている。大名きんつばは、無骨な姿ながら、甘みも上品な代表銘菓。全国にもファンの多い一品で、餡には北海道産の極上の小豆を使い、一つ一つ丹念に焼き上げる。原料は小豆、砂糖、小麦粉のみといたってシンプル。余計な添加物を含まず、素材の持つ味を大事にしている。名称は、7年に一度行われる飯田の大祭、お練り祭りの大名行列にちなんだものだ。
ほかにも、昔ながらの素朴な餅菓子のかざこし山や、信州ならではのこだわりの本そば饅頭など、一見地味ながら、品よく渋い魅力のある銘菓が揃う。平成15年に店舗を全面改装し、和風モダンの美しいたたずまいになった。
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【この辞典の書籍版説明】
「5つ星の手土産」岸 朝子/選 |
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料理記者歴50年の岸朝子が全国津々浦々の土産銘菓を,伝統,味,地元定着度,地元推奨度,全国的知名度などの観点から厳選して紹介する,まさに日本国民必携の永久保存版手みやげ大全。 |
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出版社:
全国五つ星の手土産[link] |