堂々板あめ[山屋御飴所]
【どうどういたあめ】
【全国五つ星の手土産】 北陸・甲信越 > 長野県
信州の城下町・松本は、飴の原料となる良質な米が収穫される安曇平野に近く、年間を通じて乾燥した気候のため、飴作りに適したところ。山屋御飴所は菓子屋の多いこの町で、飴だけを作り続けてきた老舗中の老舗。江戸時代中期の寛文12年(1672)の創業以来、今も伝統的な製法で飴を製造販売している。
商品化している飴は6種類のみ。うち5種類は米に麦芽を加えて糖化させた米飴をベースにしている。中でも堂々板あめは、米飴を職人技で極限まで薄く延ばして板状にした飴で、落花生の香ばしさ、米飴のじんわり口に広がる優しい甘さが融合した逸品。飴というより煎餅を食べるような、ぱりぱりとした食感もまた魅力だ。米飴以外の商品では、沖縄・多良間産の黒糖をふんだんに使用した堂々引ネキ飴があり、冬場(11月~4月頃まで)の乾燥した時期のみの期間限定で販売している。
data-ad-slot値が不明なので広告を表示できません。
【辞典内Top3】
【関連コンテンツ】
広告を表示できません。
【この辞典の書籍版説明】
「5つ星の手土産」岸 朝子/選 |
|
料理記者歴50年の岸朝子が全国津々浦々の土産銘菓を,伝統,味,地元定着度,地元推奨度,全国的知名度などの観点から厳選して紹介する,まさに日本国民必携の永久保存版手みやげ大全。 |
|
出版社:
全国五つ星の手土産[link] |