のし餅[市川屋]
【のしもち】
【全国五つ星の手土産】 北陸・甲信越 > 新潟県
新潟は米どころとして知られるが、その米に付加価値を付けることにより、名品とまで呼ばれる商品・のし餅に仕上げたのが弘化4年(1847)創業の市川屋である。原料はもち米の横綱といわれる新潟県産コガネモチ。これを吟味し、代々伝わる製法で一臼一臼丹念に搗き上げることで、きめ細かな伸びと弾力と、餅本来のほのかな甘さを持つ商品が出来上がる。福島県産の青豆入りの豆餅は、天然塩を使った淡い塩味が豆との絶妙な味わいを生む一品。新潟県北部岩船のヨモギをたっぷり搗き込んだ草餅も、弾力、香りともに優れて美味。
新潟名物として欠かせない笹だんごも店の売れ筋商品。石臼で粉にしたコガネモチとコシヒカリの両ブランド米に、ヨモギを搗き込んで皮を作り、餡を包み笹でくるんで蒸す餅菓子だ。こし餡、つぶし餡の2種があるが、どちらも甘さを抑えた上品な味わいで人気が高い。
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【この辞典の書籍版説明】
「5つ星の手土産」岸 朝子/選 |
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料理記者歴50年の岸朝子が全国津々浦々の土産銘菓を,伝統,味,地元定着度,地元推奨度,全国的知名度などの観点から厳選して紹介する,まさに日本国民必携の永久保存版手みやげ大全。 |
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全国五つ星の手土産[link] |