ポルボローネス[レピドール]
【ぽるぼろーねす】
【全国五つ星の手土産】 関東 > 東京都
口に含むとすーっと溶けて、やがてふうわりと味が広がってゆくポルボローネスは、もともとはスペインの僧院で作られていた伝統的な焼き菓子。オーナーの大島陽二さんは神田の洋菓子店で修業中にこの菓子と出会い、感激のあまりマドリードまで飛んでいって作り方を習ったという。本家のものは舌ざわりがざらざらしているが、これをなめらかな食感にアレンジしたのは、シェフパティシエの寒川正史さんだ。
落雁に似て、しかし落雁よりコクがあって甘さは控えめ、しかもやわらかいからお年寄りにも大好評。味はシナモン・ごま・抹茶の3種があり、どれも緑茶や紅茶によく合う。
もう一つの自信作が、バレンシアオレンジを刻んで混ぜた生地にオレンジスライス数枚をのせて焼いたパウンドケーキ、ウィークエンドオランジュ。オレンジの鮮烈な味と香りが、胸の奥まで爽やかにしてくれてすがすがしい。
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【この辞典の書籍版説明】
「5つ星の手土産」岸 朝子/選 |
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料理記者歴50年の岸朝子が全国津々浦々の土産銘菓を,伝統,味,地元定着度,地元推奨度,全国的知名度などの観点から厳選して紹介する,まさに日本国民必携の永久保存版手みやげ大全。 |
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出版社:
全国五つ星の手土産[link] |