和生菓子[さゝま]
【わなまがし】
【全国五つ星の手土産】 関東 > 埼玉県
昭和4年(1929)にパン屋として創業。2年後に和菓子を作り始め、同9年からは和菓子ひと筋で現在に至る。
月替わりで常時6~8品が顔を揃える和生菓子には、それぞれ風流な名前が付いている。たとえば4月なら木の芽田楽、都の春、花筏、春霞。6月なら紫陽花、麦秋、早苗きんとき、撫子…といった具合だ。名前ばかりでなく、上掲の写真(6月の和菓子。手前右から紫陽花、麦秋、玉川、右奥からなでしこ、青梅、早苗きんとん)でおわかりのように、季節感を彩り豊かにまとった姿も美しい。北海道産の上質な小豆を使った餡は、ていねいな仕上げの手作り。むろん添加物は一切使用していないから、買った翌日までが賞味期限だ。一年を通じて人気があるのが、松葉最中と本練羊羮。皮に松葉模様を刻んだ松葉最中は上品な味わいに固定ファンが多い。本練羊羮には黒糖入りもある。
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【この辞典の書籍版説明】
「5つ星の手土産」岸 朝子/選 |
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料理記者歴50年の岸朝子が全国津々浦々の土産銘菓を,伝統,味,地元定着度,地元推奨度,全国的知名度などの観点から厳選して紹介する,まさに日本国民必携の永久保存版手みやげ大全。 |
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出版社:
全国五つ星の手土産[link] |