水羊羮[鬼平の羊羮本舗]
【みずようかん】
【全国五つ星の手土産】 関東 > 栃木県
羊羹の老舗が集まる日光には水羊羹が自慢の店も多いが、日光東照宮の近くにあるこの店の水羊羮でなければというファンは多い。屋号の鬼平は、先祖が輪王寺の寺侍だった頃の名前という。羊羹作りを始めたのは昭和初期。当初は煉り羊羹専門店として出発した。
底冷えのする日光では、気候を生かして水羊羹作りは冬に行われる。鬼平でも、冬場のオフシーズン対策として地元の人々に水羊羮を売り始めたところこれが人気となり、店の看板商品となった。この水羊羮は、北海道十勝産の小豆と日光の水、それに精選された砂糖と寒天を原材料に、3回さらしてあく抜きをするなど手間ひまをかけて作られている。あっさりとしたほどよい甘さが評判で、羊羹は嫌いだが、これだけは食べられるという人もいるほどだ。本煉、栗、塩と3種類ある煉ようかん、本煉と塩がある一口羊かんもそれぞれ味わい深い。
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【この辞典の書籍版説明】
「5つ星の手土産」岸 朝子/選 |
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料理記者歴50年の岸朝子が全国津々浦々の土産銘菓を,伝統,味,地元定着度,地元推奨度,全国的知名度などの観点から厳選して紹介する,まさに日本国民必携の永久保存版手みやげ大全。 |
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全国五つ星の手土産[link] |