岩谷堂羊羹[回進堂]
【いわやどうようかん】
【全国五つ星の手土産】 北海道・東北 > 岩手県
岩谷堂羊羹は、延宝元年(1673)に伊達藩岩谷堂城主岩城家より、唯一の甘味として保護奨励を受け、以来330年以上作り続けられている岩手県の伝統銘菓。岩谷堂羊羹として商標権が登録されたのは昭和32年。市内3軒の菓子業者が共同で取得し、それぞれこの味を今日に伝えているが、昭和2年(1927)創業の回進堂は、その代表的な店である。
主原料には近隣農家と契約栽培している紅南部小豆を使い、それに沖縄産の黒砂糖を同社独自の配合で入れている。この工程は「秘中の秘」といわれ門外不出。さらに岐阜産の寒天を加えて、じっくりと練り込み、コシが強くコクのある羊羹が完成する。黒砂糖と餡が舌の上で溶けるような、さっぱりとした甘さが嬉しい。黒煉は、まろやかな黒砂糖味、本煉は小豆の深い味わいが楽しめる。自家製餡の美味しさを味わってもらおうと、どらやきなども販売。
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【この辞典の書籍版説明】
「5つ星の手土産」岸 朝子/選 |
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料理記者歴50年の岸朝子が全国津々浦々の土産銘菓を,伝統,味,地元定着度,地元推奨度,全国的知名度などの観点から厳選して紹介する,まさに日本国民必携の永久保存版手みやげ大全。 |
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