トラピスト・クッキー[トラピスト修道院]
【とらぴすと・くっきー】
【全国五つ星の手土産】 北海道・東北 > 北海道
明治29年(1896)にフランスから来日した数名の修道士によって創立されたトラピスト修道院は、設立当初から原野を切り拓き、道南でいち早く酪農を導入してきた。7年後には、生乳を原料に乳酸菌で発酵させた発酵バターが完成。このバターを使ったトラピスト・クッキーは、昭和11年(1936)から製造を開始した人気商品だ。
自家製品の発酵バターとバターミルクから作ったフランス風のクッキーは、さくっとした歯ざわりと香ばしさが持ち味。鶏卵を使っていないことから、卵アレルギーの人も食べられるクッキーとしての評判も上々。口どけがよいので、幼児の離乳食やお年寄りのおやつにもお勧めできる。昭和30年に開発された姉妹品のバター飴は、北海道の名産品として有名な手みやげの定番。ふんわりとした甘みとバターの香りが郷愁を誘う。
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【この辞典の書籍版説明】
「5つ星の手土産」岸 朝子/選 |
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料理記者歴50年の岸朝子が全国津々浦々の土産銘菓を,伝統,味,地元定着度,地元推奨度,全国的知名度などの観点から厳選して紹介する,まさに日本国民必携の永久保存版手みやげ大全。 |
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出版社:
全国五つ星の手土産[link] |