三吉橋 小嶋屋
【みよしばし こじまや】
【東京-五つ星の蕎麦】 近県の名店厳選9軒 > 神奈川県
店は明治33年(1900)創業。四代目当主の伴野浩幸さんは「翁」のそばに衝撃を受けて高橋邦宏氏に師事し、平成5年に店を建て替えた際、自家製粉の手打ちそば処に衣替えした。今では横浜で指折りのそばが味わえる店として知られる。
北海道弟子屈や茨城県金砂郷など5か所から取り寄せる玄そばを冷蔵保存し、いつでも同じ味を保つために3種類をブレンドして使う。玄そばの製粉から始めてそば打ちまで、都合5時間。すべてに気の抜けない、しかも重労働の連続だ。
基本はもり・さらしな・田舎の3種類。これにしそ切りやけし切りなど、季節の変わりそばが加わる。繊細なさらしな、馥郁と香るもり、そば本来の味が濃い田舎と、味・食感ともすべて異なるため、初めての客には三色もりがおすすめ。
日本酒は地酒の丹沢山ほか10種類ほどがそろう。突き出しの焼き味噌が香ばしく、厚焼き玉子や鴨のあい焼きほか酒によく合う肴も多いから、ついつい盃を重ねてしまう。
data-ad-slot値が不明なので広告を表示できません。
【関連コンテンツ】
広告を表示できません。
【この辞典の書籍版説明】
「東京 五つ星の蕎麦」見田盛夫/選 |
|
並木藪蕎麦、巴町砂場、神田まつやなど伝統の技が味わえる名代の老舗から、進化し洗練された蕎麦でたちまち有名となった新鋭店まで、都内と近県の118の名店を料理批評家・見田盛夫が厳選。蕎麦の基礎知識や全国の名店217軒の情報も付いた、蕎麦好きのバイブル。 |
|
出版社:
東京-五つ星の蕎麦[link] |