京橋 山茂登
【きょうばし やまもと】
【東京-五つ星の蕎麦】 都内の名店88軒 > 中央区
昭和15年(1940)創業。当時は満留賀という名で、店は麻布にあった。現在地に移ったのは、戦後まもない昭和25年。近くに同名のそば屋があったため苗字の山本を〝山のように茂って、人気がどんどん登っていく〟という縁起をかついだ文字に置き換えて屋号にしたという。
そばは長野産のそば粉を使う。もちもち感があり、のど越しもすっきりとしている。つゆは本節、宗田節、サバ節を用いた濃い目のやや甘口。玉子丼、親子丼、牛丼などの丼物からカレーライスや鍋焼きうどん、きしめんといった昔ながらのそば屋の定番メニューはひと通りそろっていて、5~9月には冷麦も加わる。
店を支えているのは三代目の山本英喜さん。短大卒業後、調理師学校へ通い、さらに青山の「くろ麦」で6年間、そばの修業をしたという。店は八重洲ブックセンターの裏手、ビルの1階にあり、広めの店内には82席を用意している。
data-ad-slot値が不明なので広告を表示できません。
【関連コンテンツ】
広告を表示できません。
【この辞典の書籍版説明】
「東京 五つ星の蕎麦」見田盛夫/選 |
|
並木藪蕎麦、巴町砂場、神田まつやなど伝統の技が味わえる名代の老舗から、進化し洗練された蕎麦でたちまち有名となった新鋭店まで、都内と近県の118の名店を料理批評家・見田盛夫が厳選。蕎麦の基礎知識や全国の名店217軒の情報も付いた、蕎麦好きのバイブル。 |
|
出版社:
東京-五つ星の蕎麦[link] |