美々卯 京橋店
【みみう きょうばしてん】
【東京-五つ星の蕎麦】 都内の名店88軒 > 中央区
美々卯といえば「うどんすき」で知られるが、そばも忘れてはならない存在だ。店の前身は大阪の堺に江戸中期から200年余り続いた料亭「耳卯楼」で、大正13年(1924)に麺類を天職と定め、屋号も美々卯と改めた。美々卯が東京に進出したのは昭和48年のこと。その第1号店が、この京橋店だ。
玄そばは北海道および秋田産。それを粉の粒子が均一になるよう1分間18回転の低速の石臼で挽き、毎朝8名のそば職人がそば粉9、小麦粉1の割合で手打ちにする。そばはバランスのよいしなやかさがあり、コシも適度に保たれ、つゆもそばに合わせたまろやかな辛口に仕上げている。
お得なメニューは会席風の賑わいそば。天ぷら、刺身、豚の角煮などの料理が7~8品付き、そばとうどんは食べ放題。料理で酒を飲んでから、そばやうどんをたっぷり食べる常連が多いという。ただし、これは4~9月の季節限定メニュー。店は大きな8階建てのビルで、そば席はそのうちの1~2階。
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【この辞典の書籍版説明】
「東京 五つ星の蕎麦」見田盛夫/選 |
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並木藪蕎麦、巴町砂場、神田まつやなど伝統の技が味わえる名代の老舗から、進化し洗練された蕎麦でたちまち有名となった新鋭店まで、都内と近県の118の名店を料理批評家・見田盛夫が厳選。蕎麦の基礎知識や全国の名店217軒の情報も付いた、蕎麦好きのバイブル。 |
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東京-五つ星の蕎麦[link] |