蕎麦 流石
【そば さすが】
【東京-五つ星の蕎麦】 都内の名店88軒 > 中央区
昭和通りに面したビルの地下にある。店内はそば屋というより粋な和食処といった雰囲気で、壁には珪藻土が塗られ、床には大谷石を敷き詰め、ところどころに生け花を飾るなど、閉鎖的な地下を、居心地のいい空間にまとめ上げている。
店主の藤田千秋さんは神田にあったいし井のそばに惚れ込み、フリーの編集者から転身。ご主人の石井仁さんから指導を受けた後平成16年に店を構えた。そばを打つのは、同じく石井さんを師匠とする平山重和さん。太さ1㎜にも満たない極細麺をしっかりと手で打ち上げる。平山さんはそばだけではなく料理の経験も長く、20年以上にわたって和食を手掛けてきた。卓越したその腕が、流石の味を支えている。
そばは、丸抜きを石臼で自家製粉した生粉打ち。玄そばを打った一日15食限定の玄挽きそばもある。野菜と山菜は契約農家から仕入れる無農薬有機栽培もの、魚介は漁港から天然物を直送させるなど、食材にもこだわりをもっている。
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【この辞典の書籍版説明】
「東京 五つ星の蕎麦」見田盛夫/選 |
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並木藪蕎麦、巴町砂場、神田まつやなど伝統の技が味わえる名代の老舗から、進化し洗練された蕎麦でたちまち有名となった新鋭店まで、都内と近県の118の名店を料理批評家・見田盛夫が厳選。蕎麦の基礎知識や全国の名店217軒の情報も付いた、蕎麦好きのバイブル。 |
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出版社:
東京-五つ星の蕎麦[link] |