赤坂榮林
【あかさかえいりん】
【東京五つ星の中国料理】 中国料理 > 港区
戦後まもなくこの地に開業した料亭榮林が前身。中国料理に転身したのは昭和31年のことで、ホテルオークラ創業者・大倉喜七郎の「和の趣をそのままに新しい中華を」の助言がきっかけだったという。大倉家のお抱え料理人だった顧春生を初代料理長に迎え、以来半世紀を超える歴史を刻んできた。
店内は1階がカウンター席も備えたオープンキッチン、2階は人数に応じて仕切れる個室、3階は掘りごたつ式の和個室。現代のニーズに合わせたモダンな内装から老舗の匂いは感じられないが、初代料理長が生んだ味と料理の技は、今も脈々と受け継がれている。
その代表格がふかひれ。火入れと寝かしを繰り返し、臭みを抜きながら戻す技術は門外不出。4代目の現料理長の手になる、歴史に裏打ちされた珠玉の味を満喫したい。
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【この辞典の書籍版説明】
「東京五つ星の中国料理」岸 朝子/選 |
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東京を代表する福臨門、全聚徳、銀座楼蘭、赤坂離宮、横浜中華街を代表する聘珍楼、萬珍樓、招福門など、素材と伝統の技が冴える中国料理の老舗、名店を岸朝子が厳選。いまだかつてなき中国料理店ガイドブック。 |
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出版社:
東京五つ星の中国料理[link] |