data-ad-slot値が不明なので広告を表示できません。

てん茂
【てんも】

東京五つ星の鰻と天麩羅天麩羅の名店厳選52軒 > 中央区

てん茂の初代・奥田茂三郎氏は、明治18年(1885)に屋台の天ぷら屋から身を起こし、同40年に店を構えた。現在の建物は昭和22年築の木造3階建て。店舗がある1階は、天井板のない小屋組の造りで、縦横に渡された丸太の梁がダイナミックだ。那智黒の小石を敷きつめた床、抑えた照明もほのぼのとして、くつろいだ気分になれる。

胡麻油だけで揚げる色の黒い天ぷらも創業当時から変わらない。旬の魚介や野菜類のほか、5~6月には柿の葉、秋には渋皮付きの栗や柿の皮など、珍しくも味わい豊かなタネが登場するのも楽しみだ。乳鉢であたったきめ細かな塩はまろやかで、素材の持ち味引き立てる

馴染み客には歌舞伎役者や財界人が多く、昭和27年ごろから約40年間、毎年6~7回ほど首相官邸へ出張して天ぷらを揚げたそうだ品書きは昼3種類、夜2種類の「天麩羅御飯」のみ(土曜の夜は前日までに要予約)。


東京書籍
「東京五つ星の鰻と天麩羅」
JLogosID : 14820744


data-ad-slot値が不明なので広告を表示できません。

【辞典内Top3】

稲ぎく 半蔵門本店  伊せ喜(閉店)  七丁目京星  

【関連コンテンツ】

広告を表示できません。

【この辞典の個別アプリ】

東京五つ星の鰻と天麩羅

鰻の石ばし,色川,宮川,野田岩,安斎,天麩羅のみかわ,山の上,近藤など,都内と近県の102の老舗・名店を料理批評家・見田盛夫が厳選。

【この辞典の書籍版説明】

「東京五つ星の鰻と天麩羅」見田盛夫/選

鰻の石ばし,色川,宮川,野田岩,安斎,天麩羅のみかわ,山の上,近藤,天政,中清など,都内と近県の102の老舗・名店を料理批評家・見田盛夫が厳選。

出版社: 東京五つ星の鰻と天麩羅[link]
編集: 見田盛夫/選
価格:1728
収録数: 102軒262
サイズ: 19.8 x 12.2 x 1.8cm
発売日: 2007-07-01
ISBN: 978-4-487-80161-9