バルサミコ酢
【東京雑学研究会編】
【雑学大全】 生活 > 食べ物
イタリアの有名な調味料は「バルサミコ酢」である。カルパッチョやマリネ、あるいはサラダのドレッシングなど、大活躍のこの逸品の名前はどこからついたものなのだろうか。
「バルサミコ」はどこか人の名前のようであるが、イタリア語で「芳香性」や「香ばしい」という意味がある。
「バルサミコ酢」は香りが命であるが、それには相当の手間がかかるのである。原料となるブドウジュース(ぶどうを煮詰めて作ったもの)を樽に移し替え、じっくり熟成させねばならない。しかも、樽はカシ、クリ、サクラ、クワなどと一年ごとに変えられて、独特な香りをつけていくのだ。つまり、樽にいれ、長く寝かせれば寝かせるほど深い味わいになっていく。
この作り方で、古いものは一〇〇年以上寝かせたものもあるのだとか。そうした熟成「バルサミコ酢」はお値段の方もなかなか素晴らしいものなのである。
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【この辞典の書籍版説明】
「雑学大全」東京雑学研究会 |
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