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バルサミコ酢
【東京雑学研究会編】

雑学大全生活 > 食べ物

イタリアの有名な調味料は「バルサミコ酢であるカルパッチョマリネ、あるいはサラダドレッシングなど、大活躍のこの逸品の名前はどこからついたものなのだろうか。
バルサミコ」はどこか人の名前のようであるが、イタリア語で「芳香性」や「香ばしい」という意味がある。
バルサミコ酢」は香りが命であるが、それには相当の手間がかかるのである。原料となるブドウジュース(ぶどうを煮詰めて作ったもの)を樽に移し替え、じっくり熟成させねばならない。しかも、樽はカシ、クリ、サクラ、クワなどと一年ごとに変えられて、独特な香りをつけていくのだ。つまり、樽にいれ、長く寝かせれば寝かせるほど深い味わいになっていく。
この作り方で、古いものは一〇〇年以上寝かせたものもあるのだとか。そうした熟成「バルサミコ酢」はお値段の方もなかなか素晴らしいものなのである


東京書籍
「雑学大全」
JLogosID : 14820744


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編集: 東京雑学研究会
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サイズ: 26x19x4cm
発売日: 2004年8月
ISBN: 978-4487799473