セクハラ
【東京雑学研究会編】
【雑学大全】 ヒトの不思議 > 男と女
セクハラの定義は広がり、今まで男性社会であった時代にはOKとされていたことも、現在では厳しく見直されている。
例えば「環境型セクハラ」というのも、女性の社会進出とともに生まれてきたものだ。
では、いったいどういったものが「環境型セクハラ」になるのだろうか。
例えば、オフィスの壁にヌード写真を貼った場合。こういう労働環境では、女性は不快になり、仕事に集中できないし、就業意欲も著しく低下してしまう。そういう場合「環境型セクハラ」になるのである。
セクハラの社会的対応については先進国であるはずのアメリカでも一九八〇年代のはじめまでは、ヌードポスター、ヌードピンナップ、ヌードカレンダーなどが、男性の目を楽しませるために職場に貼られていたそうである。
しかし、女性がどんどん社会に進出するにつれ、「ヌードだらけの職場は不快きわまりない」と問題視され、撤去されるように変化していったのである。
我が国のセクハラ対応はアメリカに約二〇年遅れをとっているといわれるものの、そういうものは職場から排除されるようになってきた。男性も女性も働きやすい環境作りがされるようになってきたのである。
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【この辞典の書籍版説明】
「雑学大全」東京雑学研究会 |
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