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処女膜②
【東京雑学研究会編】

雑学大全ヒトの不思議 > 男と女

日本で「処女膜」という言葉が使われたのは、江戸時代のこと。杉田玄白という医学者が、オランダの『ターヘル・アナトミア』を翻訳して、一七七四(安永三)年、『解体新書』を著したとき、その中で使われたのが最初であった。もちろん当時は、この膜をめぐって、今日のように取りざたされたはずはない。
ところで、この「処女」という言葉であるが、語源は、英語の「バージン」とはかなり違う意味を持っていた。中国語の元の意味では、「嫁がずにまだ家に居る女」とのこと。「処」は、すなわち、「居」のことであった。それが、世の中の実態に合わせて、性体験のない女という意味に使われるようになったという。


東京書籍
「雑学大全」
JLogosID : 14820744


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【辞典内Top3】

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編集: 東京雑学研究会
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ISBN: 978-4487799473