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「らしさ」から自由になれるのが人生の後半戦
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60歳からの人生を愉しむ心理学第5章 人生の後半戦は5つの「力 >

人生の後半戦で力を発揮するスキルのひとつが「雑談力」ですが、それでは前半戦ではこの能力は役に立たないのでしょうか。いえ、実は仕事の場でもこのような能力は十分、成果につながると考えられます。参考までにみてみましょう。
たとえばセールス活動。企業の営業でも男女のペアで活動しているケースは多いようです。愛想のいい女性がニコニコしながら雑談をすると、相手も和(なご)みます。
そうやって相手との共感の場を作ってから、男性が目的性をもって交渉に入る。
それぞれの特徴を生かして分担するやり方です。両方の能力が高ければ、ひとり二役ができますから、こういう人は仕事でも有能でしょう。
どちらが得意かは必ずしも男女ではっきり分かれるわけではありませんが、一般的に言って男性の場合は、情緒的なつながりと仕事的なつながりをある程度意識して分け、仕事では感情的なものを脇に置いています。
女性の場合は、仕事の場でも情緒的なつながりを大事にする傾向があり、それがプラスに働くような仕事では能力を発揮すると言えます。
なぜ女性のほうが人の気持ちを読むことも、自分の気持ちを表現することも得意なのか、明確な答えはありません。アメリカの心理学者はこんなコメントをしています。長らく男性中心の社会で、女性は自分の立場を改善し、守るために、できるだけ早く的確に相手の気持ちを読み、表現することを学んできたのではないか、と。
経験的に言っても、女性のほうが子どもの頃から表現が豊かです。「男は度胸、女は愛嬌」という言葉がありますが、にこやかでかわいい表現が女性には求められがちで、また、気持ちを表現することにハードルが課せられていません。男性はどちらかと言うと、「男は黙って〇〇」のように、自分の気持ちをあまり見せず、グッとこらえるイメージがあります。
世の中で求められる「らしさ」というものがあり、その是非は別として、多くの女性は「女らしさ」の表現を、男性は「男らしい」と言われる表現をいつの間にか身につけるようです。
そんな足かせから自由になっていくのも、人生の後半戦の愉しみです。


日本実業出版社
「60歳からの人生を愉しむ心理学」
JLogosID : 14820744


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【辞典内Top3】

人生の前半戦に強い人、後半戦に強い人  「新奇性」があると、年をとっても軽やかな人になる  フラストレーション耐性の高い人ほど老後を愉しめる  

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【この辞典の書籍版説明】

「60歳からの人生を愉しむ心理学」渋谷昌三(目白大学教授)

多くの人が60歳からの「人生の後半戦」「定年後」に対して、ネガティブなイメージを抱きがちです。本書では「老い」に無理に抵抗することなく、「豊かに」「軽やかに」「上手に」愉しみながら年を重ねていくコツを心理学的なアプローチを中心に紹介します。

出版社: 60歳からの人生を愉しむ心理学[link]
編集: 渋谷昌三(目白大学教授)
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