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エイジング成功者の役を演じてみよう
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60歳からの人生を愉しむ心理学第3章 人生の後半戦を愉しめる人 >

さて、ここで試しにちょっとしたテストをしてみましょう。次の各項目に「YES」か「NO」で答えてください。
①自分の人生は年をとるにつれて悪くなっていく
②自分が年をとって、前よりも役に立たなくなったと思う
③若いときと同じように幸福だと思う
④心配だったり、気になったりして眠れないときがある
⑤前よりも腹を立てることが多くなった
⑥ものごとをいつも深刻に考える
⑦寂しいと感じることがある
⑧家族や親戚、友人との行き来に満足している
⑨生きることは大変厳しいと思う
この項目は、ロートンという人が考えた「モラール(志気)尺度」を抜粋して、少し表現を変えたものです。③と⑧は「YES」が1点、それ以外は「NO」で1点として計算してみてください。得点の高い人のほうが「モラール」が高い人です。そしてモラールが高い人ほどエイジングに成功すると言われています。
ここで私が提案したいのは、「サクセスフル・エイジング」な人を演じてしまいましょう、ということです。前項で「サクセスフル・エイジング」のユニフォームをイメージしましたから、今度はその制服を着たときにどんな気分で行動すればいいかということです。
「人生、年をとるほど愉しいなあ」「俺は若い頃より今のほうがずっと賢くなっているし、役に立つ」と愉快な気分で自信を持つ。くよくよと心配したり、イライラしたり、腹が立ったりすることもあるでしょうが、素敵な「エイジング・ユニフォーム」で気分をガラリと切り替える。成功者に「なりきる」わけです。
まずは外見を作る。そして気持ちを作る。本人がその気になれば、もうエイジング成功です。


日本実業出版社
「60歳からの人生を愉しむ心理学」
JLogosID : 14820744


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【辞典内Top3】

人生の前半戦に強い人、後半戦に強い人  「新奇性」があると、年をとっても軽やかな人になる  フラストレーション耐性の高い人ほど老後を愉しめる  

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【この辞典の書籍版説明】

「60歳からの人生を愉しむ心理学」渋谷昌三(目白大学教授)

多くの人が60歳からの「人生の後半戦」「定年後」に対して、ネガティブなイメージを抱きがちです。本書では「老い」に無理に抵抗することなく、「豊かに」「軽やかに」「上手に」愉しみながら年を重ねていくコツを心理学的なアプローチを中心に紹介します。

出版社: 60歳からの人生を愉しむ心理学[link]
編集: 渋谷昌三(目白大学教授)
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