トマ・ピケティ
【ぴけてぃ】
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フランス人経済学者。「格差の拡大は資本主義に内在するメカニズムだ」というメッセージが注目を浴び、欧米で、そして日本でも飛ぶように売れている経済書『Capital in Twenty-First Century(邦題:21世紀の資本)』の著者。
フランスでは著名な知識人の一人。左派系の日刊紙リベラシオンでコラムを執筆し、2007年のフランス大統領選では社会党のロワイヤル候補に最高経済顧問として仕えた。経済学を社会学に架橋する点で、米国中心の現在の世界の経済学の潮流に異を唱え、著書が脚光を浴びる原点となっている。
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【この辞典の書籍版説明】
「ピケティ用語集」 |
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『21世紀の資本』、700ページの分厚い本で価格も5千円を超える。にもかかわらず昨年、2014年12月刊行より大評判で増刷を続けている。翻訳を担当した山形浩生氏もその人気ぶりに、「いままで小説家のウィリアム・バロウズや経済学者のクルーグマンなど、40冊くらいの本を訳してきたけれど、今のペースなら『21世紀の資本』は、僕の翻訳した本の売り上げ合計に匹敵するくらいの部数になるかもしれない」、と述べているほど。その内容について、キーになる「用語」の解説から迫っていきます。 |
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